スマホは2年使うと壊れてなくても買い替えようかな~なんて新機種に変更したりしますよね。しかし車はそう頻繁に変えるわけにはいきません。それが新車の購入となれば尚更迷ってしまいますよね。
ディーラーで「15万円値引きしますよ~」と言われ、「ラッキー!」なんて買ってみたら、ネットで「私は30万円の値引きに成功しました」というのを見たら、「うわ〜損した!くっそー騙された!」と嫌な気持ちになってしまいます。
でもそれは【値引き交渉】の方法を知っていれば解決できるんです。
そこで今回は「新車を買おうと思ったらまずはこれを学べば大丈夫」という、誰にでもできる値引き交渉の方法を公開します。隅から隅まで見逃さずご覧いただければと思います。
今所有している車は販売店でそのまま下取りに出してしまうと損してしまう場合があります。
というのは、所有車を高く買い取って貰えるほど購入価格は安くなるのです。
その為には販売店に下取りとして渡してしまう前に、中古車買取業者でいくらで買取してもらえるか査定をしてもらう事をおすすめします。
これが意外と〇〇万円の差が出たりするんです。やってみて損はないでしょう。
順番としては
- 買取業者同士で買取額を比較してみます。
- そして今度は一番納得のいく価格を出してくれた業者と、ディーラーの下取り額を比較してみましょう。
そうする事で、自分の所有車に1番高い値がつきますよね。
ここで最高値を出す事が出来ると、欲しい車のグレードを一つアップできたり、オプションを増やせたりします。
しかし、ここで注意したい事があります。
それは買取価格を比較してる時は、買取額を他の業者に言わないという事です。もしも言ってしまうと、本来の査定額よりも低くされてしまう恐れがあるのです。
何故かというと、買取業者は裏で連絡を取り合えるようになっています。
そのように他社の査定額を提示して、より査定額をあげようとする行為をすると真摯に向き合って貰えなくなる可能性があるのです。その点は気をつけましょう。
本当に売らなくても買取り額がいくらか知っておいて損はありませんし、無料なのでおすすめですよ。
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新車購入時の値引き額を公開!














とその前に、新古車でもいいかなぁと考えている方はこちらもどうぞ。新古車とは試乗車として使われていたり、展示用として使われていたものなどで、比較的新しいです。
自分好みにオプションをつけることはできず、在庫のみの販売にはなってしまいますが価格は断然安く抑える事ができます。気になる方はこちらもチェックしてみる事をおすすめしますよ。
新車の値引き額の相場は必ずチェック!

先にお伝えしておきますが、新車の値引きの相場は5〜15%だそうです。これは車の車種やメーカーによって値引き額に差が出るようで、だいたい10%くらいと覚えておくと良いでしょう。ですので、10%値引きしてもらえたら値引き交渉は成功と考えても良さそうですね。
もちろん車種によっては10%の値引きも難しい事がある為、それ以上の値引きを無理にお願いすることは避けた方が良いでしょう。
買いたい車の値引き額の相場を調べる。
買いたい車が決まったら、まず調べるのは「その車の値引き額の相場」です。どうやって調べるのか、紹介しますね。











①Googleやyahoo!で「価格.com ○○(欲しい車) 値引き」と検索する。

②すると価格.comの値引き情報のページが表示されるのでここを見てみましょう。

③ここでは車両値引きとオプション値引きで分けて書かれているので、よりわかりやすいです。



値引き交渉での値引き額の目標を設定する。





それで、このセレナの場合だと合計で30〜45万円の値引きが良い所ってのがわかるだろ?だからこれを参考に、自分はいくら値引きしてもらうかって目標を決めるんだ。



※ディーラーの利益ってどのくらい?
ここで豆知識です。ディーラー側の利益を知っておく事で、値引き額の限界がどのくらいかを何となくですが知ることができます。
一般に言われているのは、ディーラー側の利益は車両本体価格の10%です。


- 販売奨励金
- オプションなど、部品の取り付け工賃
- メンテナンスパックなどのサービス
- 保険、ローンなどのキックバック
この他にも、メンテナンスパックで定期的な来店を促し
- 車検
- 修理
- 整備点検
などを定期的に行うことにより、利益を得ているんだそうです。
はっきり「いくらの利益がある」とわかるわけではありませんが、ここでお伝えしている内容からも10%の値引きが妥当な数字だということがわかりますね。
「ここまでやってくれたらディーラー側に利益がないんじゃ…」と考える事が出来ればディーラー側を困らせる事なく、引き際も見極められるので知っておくと良いでしょう。


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新車の最大値引き額を引き出す交渉!必須の7項目!

では、この10%を目指して交渉に挑んでみましょう。何をせずともこの値引き額を引き出すことはできませんが、交渉をしたことがない方でも簡単にできる内容なので是非ともチャレンジしてみてください。




その①:時期を見極める!
まず、新車を購入する時期はとても大切になってきます。というのも時期で値引き額が変わる場合があるからです。
・決算期
よく知られているのは決算期に買うと値引き率が良いという事ではないでしょうか。





・モデルチェンジ前



オプションだった機能が標準装備になっていたりすると古いモデルは売れにくくなってしまいますし、モデルチェンジする前に在庫を無くしてしまいたいと言う気持ちは強いです。


その②:今の車はどうする?












それに何の問題もトラブルもなく買い取ってもらえました。その時はここでお願いしましたよ。






サラさんのように忙しい方や電話一本で済ませたい方はこちらがおすすめです↓↓↓
このようにディーラーで下取りに出すより、買取り業者に買い取ってもらう方が結果的にお得になる事が多いそうです。と言うのも、ディーラーよりも中古車買取業者の方が中古車を高く売れるルートがあるからなのです。

ディーラーにはそのようなルートはありませんし、中古車販売にはなかなか力を入れられないので、ディーラーでの下取り額が低くなってしまう事が多いのです。
査定をしてもらったら絶対にそこに売らなきゃいけない訳ではないですし、交渉の時に使えるかもしれないので、気軽にお願いしてみても良いかもしれませんね。

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車を大事に乗ったからこそ、最後まで大切に扱って欲しいですよね。そんな方にはこちらもおすすめです↓↓↓
その③:ライバル車と競合!



- 本命の車の価格交渉:ライバル車と迷っている事を伝え、見積もりを出してもらう。
- ライバル車の価格交渉:本命の車と迷っている事を伝え、見積もりを見せる。これより安くなったらこっちの車も考えたいと伝える。
- 再度、本命の車の価格交渉:ライバル車の見積もりを見てもらい、再度価格交渉する。

そうする事で今の車がいくらで下取りされるかがわかるだろ。






ディーラーオプションは付ければ付ける程値引きしやすいんだよ。だから、全部でいくら値引きしたかって聞くとたくさん値引きしてくれた気がするけど、分けて考えたら、実は車両本体の値引きはそこまでされてなかったって場合もあるからな。

※同じ車種でも競合できる




日産の店舗検索はこちらでできますよ。同車種で競合したい方はこちらで探してみてください。
その④:営業マンとは仲良く!
誰でもそうだと思いますが、初対面の人にいきなりお願いされるのは警戒してしまいますよね。営業マンもはじめはこちらの事をどんなタイプの人なのか探っています。
・信頼関係が築けたら交渉もスムーズに
例えば価格交渉をしている時に信頼関係が築けていないと「これはちょっと難しいかな?」というお願いはしにくいですよね。その後の空気が悪くなることを考えるとますます言いにくいです。
しかし、お互いにどんな人かわかってくると「無理かもしれないけどこの値段までお願いできませんか?これならすぐにでも契約するのに〜」なんて事も言いやすくなりますよね。
また、最終的に価格の端数を値引きしてもらったり、安いオプションをつけて欲しいというお願いもしやすくなります。
・キャンセル車があればお得に購入できるかも
ちょっとした冗談なんかも言える関係だとちょっとお得なお話がいただけたりする事もあるかもしれません。
キャンセル車と言って、何らかの理由で製造後キャンセルになってしまった車が出た場合に優先的に教えてくれる事があるかもしれません。
営業マン側としても、この方なら買ってくれるかもと思う方に優先して教えたいと思うのではないでしょうか。
・友人や知人の紹介だとさらにお得
そして友人や知人が自分の欲しい車を安く購入していたら、紹介してもらうとお得に購入ができるかもしれません。
時期やグレードにもよりますが、友人と同じくらいの値引きやサービスは期待できると言えるでしょう。
その⑤:諸経費は削れるかも!
車を購入する際に色々と諸経費がかかってきますが、この中でも削れるものが2つあります。
- 車庫証明
- 納車費用
1:車庫証明
車庫証明というのは、車を買ったらきちんと置く場所があるという事を証明してくれるものです。これがなければ車を登録できないので購入時は必ず必要な書類になってきます。
この書類はディーラーでお願いすると5,000〜10,000円の代行費用がかかってくるようです。しかし、自分で手続きをすれば2,000円程度で済むのです。




- 保管場所を証明する申請書
- 保管場所の所在図・配置図
- 運転免許証などの自動車所有者の住所を確認できる証明書
- 保管場所を使用する権利を証明する書類(自認書・使用承諾証明書)





そんなあなたはラッキーです!ここで車庫証明に必要な書類をダウンロード出来るURL載せておきますので、ご自身の住む地域のものをダウンロードしてみてくださいね。
2:納車費用
車を納車する際に自宅まで車を持って来てもらうと納車費用というものがかかります。そのディーラーにもよるのですが、大体10,000〜15,000円ほどかかる事が多いんだそう。
それがディーラーまで車を引き取りに行く事ができればその費用はかからなくて済むのです。
このように一見するとそこまで高くない金額でも、ここを抑える事でちょっとしたオプションをつけられることもあるので、自分でできることは自分でするとお得感が増します。
その⑥:自動車保険はネットが安い!
車の購入時にそのまま自動車保険の話になることもあるかと思いますが、自動車保険はディーラーで加入するよりも、ネットの自動車保険の方が安くすみます。
保険料は車の購入とは別にかかってくるのですが、維持費の面でもここの金額を抑えられると大きいですよね。
最近はネット保険も増えて来ていて、ロードサービスも充実しているようです。我が家も今のハリアーに乗り替えてから保険を見直してネット保険に切り替えました。



今は見直してネット保険に変えたから年間56,000円くらいに抑えられて、しかも一括での支払いだったから毎月かかる訳じゃないし、なんか得した気分だね。


で、保証内容ってどんな感じなんですか?安くしたら最低限の保証って事?


その時やっぱり保険会社に助けられて、保険の大事さを知ったんだ。手厚く保証してくれるのは今は店舗型もネットも変わらないんだな。

今はネットで手続きも可能なので一度見積もりを出してみても良いかもしれませんね。我が家はここで見直しました↓↓↓
その⑦:実はローン払いは喜ばれる?
ディーラーでローンを組むとまたまた値引きしてもらえるかもしれません。と言うのは、ディーラーは信販会社と提携しています。
その為ディーラーでローンを組むと、ディーラー側に手数料が入るのです。そうなればディーラーとしてはローン払いにしてくれたら嬉しいですよね。
手数料が入る分、少し値引きしてもディーラーの損になる事がないので、値引きが期待できるということなのです。



値引き交渉に時間をかけられない場合の3ステップ

このように交渉術を紹介させていただきましたが、中には忙しくて交渉に時間を割けない方もいるかと思います。
小さいお子様がいる方は特に、ゆっくり交渉していると子供が泣き出してしまったり暴れ出してしまったりでうまく話がまとまらない事もあるでしょう。
じっくり交渉したいけど、それがうまくいかない方はうまく短縮して交渉してみましょう。
Step①:家での準備が大切
欲しい車が決まっているなら、ディーラーに行く前に事前準備をしっかりしましょう。
料理も、全て材料を揃えて手順を考えてから作った方が効率よく作れます。交渉も一緒で、最初に揃えられるものは最初に全て準備して、流れを予習しておく事が大事なのです。
- 欲しいグレード、付けたいオプションを決めておく。
- 今の車を買取り査定し、いくらになるか調べておく。
- 欲しい車の値引き額の相場、ライバル車の値引き額の相場をチェックし、どのくらい値引きをしてもらうかの目標を決めておく。
1:グレードとオプションを決める
これはネットで調べるとWEBカタログが見れるようになっているので、どのグレードが良いか、どんなオプションが欲しいか決めておくと良いです。詳しく決められない方は
- どんな内装が良いか
- どんな装備がついていて欲しいか
など、ざっくりでも良いので調べておくと良いでしょう。




このように家族で楽しく話し合って決めると、家族みんなが納得できる車を購入できますね。
最近はカスタムの情報なども知れるアプリがあります。ここで自分の欲しい車をチェックしてみると、人気のカスタムを知る事ができてつけたいオプションのイメージが湧きやすくなりますよ。
2:今の車の買取り額を知っておく
今乗っている車が、一体いくらになるのかというのも先に知っておくと良いでしょう。これも交渉時に役立つ材料となります。
もしもディーラーに下取りしてもらうつもりでも、買取り額を知っていて損をする事はありません。ディーラーに買取り額を伝える事で、より下取り額が大きくなる可能性もありますから。
そのためにも買取り業者間で競ってもらうと一番高い買取り額を知ることが出来ますので、まずは一括査定がおすすめですよ。ここでは複数の業者から電話がかかってきて、今の車の買取り価格を査定してくれます。
複数の業者からの電話が難しい方は電話一本で買取り価格が知れるところもあります。忙しい方はこちらの方が良いかもしれませんね。
3:値引き額の相場チェックと目標の値引き額を決める
値引き額の相場は知っておかなければ損をしてしまう可能性が高いので、欲しい車とライバル車の値引き額の相場は事前にチェックしておくと良いです。
その相場を踏まえて、自分がどのくらいの値引きをしてもらえたら納得のいく買い物が出来るかというのを考えておきましょう。


Step②:材料が揃ったらディーラーへGO
事前準備が完了したら、早速ディーラーへ行きましょう。見積もりを出してもらいに行くのです。順番としてはライバル車の見積もりを貰って、本命の見積もりをもらいに行く流れが良いです。
そして1日で2件行くと時短交渉に繋がります。事前に商談の予約をしておくとスムーズですね。

1:ライバル車の見積もりを出してもらう時は
本命の車とライバル車で購入を迷っている事を伝え、購入希望のグレードと同等のグレードで見積もりを出してもらう。


2:本命の車の見積もりを出してもらう時は
ここでもすぐにライバル車の見積もりを見せてしまうと話が早く進められます。
ライバル車と迷っている事を伝え「この価格より安くなりますか?」と単刀直入に聞いてしまっても良いでしょう。
そして見積もりを出してもらったら「一度考えます」と言って、持ち帰ると効果的です。
というのも、一度目の交渉で簡単に目標の値引き額を引き出すのは難しいからです。もしもこの段階で目標の値引き額に達していたら決めてしまっても良いでしょう。


Step③:本番の価格交渉はここから
そして、後日また本命の車の値引き交渉をしに行きます。その時は、
「やっぱり考えてこっちの車が欲しいのですがもう少し値引きをお願いできませんか?あと少し値引きしていただけたら決めたいと思います。」
と言ってみましょう。
そうする事で、また少し値引き額を大きくしてくれる可能性が上がります。
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値引きしてもらう事だけに囚われすぎないで!!

ここまで交渉術を紹介しておいて言うのもなんですが、値引きをしてもらう事ばかりに囚われてしまうと、その後にあまり良いお付き合いができなくなる可能性が出てきます。
どんな人間関係でも言える事ですが、お金にだらしない人やお金に執着している人は段々と周りから人がいなくなってしまいますよね。
人間関係を円滑にする方が、車を安く買うよりももっと楽しくて明るい、価値のある未来が待っているのかもしれませんね。
交渉をする中でも人間性に魅力を感じてもらえれば、悪い対応はされないはずです。そして営業マンからも「この人に勝って欲しい」と思わせることができるでしょう。購入後の対応もしっかりとしてくれるはずです。
反対に、こちらの対応が悪ければ営業マン側の対応も自然と悪くなってくるのです。
どんなに欲しい車を安く買えても、買った後、何かに困った時に快く助けてもらえなければ不安になってしまいますよね。
車は買ってしまうともう家族の一員になります。買う時の事ばかり考えるのではなく、その先、その車と何年も一緒に生活をして行く事を見据えて交渉をする事をおすすめします。
今回、一番お得に車を購入する方法は、今の車をどれだけ高く売るかという事がわかりましたね。
そろそろ車が欲しいと頭をよぎったら、まずは今の車を査定してみる所から始めても良いかもしれません。査定は簡単にできますので試してみる価値ありですね。
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